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壁に壁紙を貼る方法
まずは、壁に壁紙を貼る場合の必要な道具一式を確認してください。
- 壁紙
壁紙のサンプル請求は壁紙屋本舗がお勧めです。 - 壁紙用のノリ(ノリつき壁紙でない場合)
アサヒペンの強力ノリがお勧めです。 - 壁紙貼り用セット一式(セットに入っている物は全て必要です。)
楽天市場で見る - スポンジ
- バケツ
- はさみ
- 糸と5円玉もしくは50円玉
準備が出来たら、順序を追って貼り方を見ていきましょう。
@まずは、壁紙を壁の高さから+5cm〜10cm程度でカットします。
壁紙の貼る向きは、右から張っても左から貼っても、貼りやすい方でどちらでも構いません。
また、壁紙には上下の向きがありますが、柄がある場合のみの印となります。
白い壁紙の場合は、裏表だけ間違えないようにして下さい。(裏面に『→天』の印)
次に、壁紙のジョイント部分(つなぎ目)を、ジョイント合わせで貼るのか、重ね切りで貼るのかを決める必要があります。
・ジョイント合わせは、ピタッと隣同士に壁紙をくっつけて貼る方法です。(こちらの方がかんたんです。壁紙のジョイント合わせ)
・重ね切りは壁紙を重ねてからカットする方法です。
(方法は後述します。)
理由として、国産壁紙を利用する場合は、横端にミミという部分が付いてくるので、この部分はカットしないといけません。
このミミをカットせずに張り付けた場合は、重ね切りしか方法が無くなります。
もし、上述したジョイント合わせをする場合には、先にミミをカットしてから貼り付けなければいけません。
(輸入壁紙の場合は、ミミが無いのでそのまま貼り付ける事が出来ます。)
Aどちらの方法で貼るのかを決めて、壁紙の幅を調べたら、次は1枚目の壁紙が曲がらないように、糸に5円玉をくくりつけ垂らし、壁に印をつけます。
(※1枚目が曲がると2枚目以降も曲がってしまいます。)
※壁紙を貼った際に印が隠れてしまわないように、壁紙の横幅から+2、3mm離して印をつけましょう。
上記画像のような箇所に貼る場合は、左側柱の壁紙カット部分(2、3cm程度)も考慮して印を付けて下さい。
また、糸を垂らす際には、画鋲だと柱に小さな穴が空いてしまうので、マスキングテープで留めると良いでしょう。
B印をつけたら壁紙にノリを塗り、ノリが壁紙になじむまで5分程度待ちます。
(ノリは均等になるように塗り、また横端の部分もしっかりとノリが付いているか確認をして下さい。)
C壁紙を上部は出来るだけ水平に貼り付け、Aで書いた印(基準線)を目印にして真っ直ぐ貼り付けます。
印から曲がってしまった場合や、空気が入って抜けない場合は、慌てずにゆっくりとはがして直して下さい。
(ノリはすぐに乾かないので、落ち着いてやり直しが出来ます。慌ててはがすと壁紙が破れるため注意。)
D貼り付けたら、ハケを使って空気を抜いて行きます。
※また、ジョイント部分はしっかりとローラーをかけて下さい。
(横から見て壁紙に浮いている箇所が無いか確認。浮きがあると隣の壁紙に影が出来て仕上がりがみっともなくなります。)
Eハケをかけ空気を抜いたら、次に竹ヘラで筋目を残すようになぞった後、地ベラを使いカッターで余分な壁紙をカットします。
※カッターの刃はすぐに切れなくなり、壁紙の切り口が汚くなるので、こまめに折るようにして下さい。
『カッターの刃の折り方』
刃の折り方は付属のキャップだと中々折れず、変な折れ方をして危ないので、ひと山だけ出して、ペンチでひと山つかんで、山折りにするように折るとペキっと簡単に折れます。
Fカットした場所や隅の部分をローラーがけし、壁紙をしっかりと圧着させます。
G余計なところについたノリは、スポンジを水でぬらし軽く絞ってから拭き取ります。
(ノリの種類によっては、後々黄色く変色する場合があるので注意が必要です。)
これで1枚目は完了です。
H2枚目も同様の手順ですが、ジョイント部分は、壁紙を2mm程度離して両手でゆっくりとずらしてピタッと貼り付けていく方法が簡単です。
※両手でゆっくりとずらして下さい。力を入れ過ぎると壁紙が破れるため注意です。
I1枚目と同様の手順で2枚目も空気を抜きカットします。
(ジョイント部分は特にしっかりとローラー掛けをして下さい。)
J壁紙を全て貼り終わった後に、ジョイント部分などに隙間が出来てしまった場合は、壁紙と同色系のジョイントコークを塗り、指でならしてから布キレやスポンジで拭き取ります。
あまり綺麗に拭き過ぎると、せっかく塗った部分まで取れてしまうので拭くのは大体にしておきましょう。
(余計な部分に付いた箇所だけを拭くイメージで。)
ジョイントコークは見た目を綺麗にするだけでなく、接着の効果もあるので、壁紙のめくれ・はがれをも防いでくれます。
ちなみに耳なしの国産壁紙は無く、全てに付いてくる様です。
コンセント部分の壁紙の貼り方
コンセント周りの壁紙の貼り方は至って簡単です。
@コンセントカバーを外します。コンセント部分にノリが付くのを防ぐためにマスキングテープを貼って養生しておきましょう。
(コンセントカバーのネジをなくさないように、ご注意ください。)
A壁紙を貼り、ハケで空気を抜きます。
B次に、コンセントの出っ張り部分(もしくは金具部分に)に地ベラをあてて、四方の壁紙をカットします。
Cカットした壁紙を取り外したら、コンセントカバーを元に戻して完成です。
カットが上手くいかなかった場合は、ジョイントコークで誤魔化しておきましょう。
また、コンセントは濡れたもので拭くと感電しますのでご注意ください。
エアコン部分の壁紙の貼り方
エアコン部分に壁紙を貼る場合方法です。
貼る前に、マスカーで覆い、マスキングテープでしっかりとエアコンの養生を行って下さい。
コツとしては、余計な壁紙をハサミでどんどんカットして行って下さい。
もし、分かりにくい場合は、こちらの壁紙屋本舗の動画を参照してください。
また、ノリがベタベタ付くのを防ぐため、エアコン部分を先に計測して、そこだけノリを塗らない方法もお勧めです。
狭い場所で難しい箇所は、無理に貼らずに壁紙をぶつ切りして、後で貼り付けていく方法も検討して下さい。
エアコン周りは貼り方がつぎはぎでも、ジョイントコークで誤魔化せますし、それほど目立つ訳でもありません。
6畳間リフォーム施工順番リスト
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- 部屋全体の下地処理(砂壁落とし)
- 天井の施工や天井照明の変更
- 柱や襖の外枠などのペンキ塗り
- 壁←今ココです。や襖の壁紙張り
- 床材貼りやソフト巾木貼り
- カーテンレールやロールスクリーンの取り付け